my favorite jazz cd

you and the night and the music

1974年、日本のJAZZは熱かった

Posted by starraney on   0 comments   0 trackback

bymyself-alone - コピー 

salaam-salaam.jpg 

trace.jpg

 out-of-chaos - コピー

上記四枚のアルバム、いづれも1974年、4月から7月にかけての録音。

この頃の熱気は今では考えられない。
アルバムデザインはAnn Burton のアルバムは不明だが 久保襄介という人らしい。
たぶん、同じ人のデザインだろう。

BY MYSELF ALONE のストローの刺さったレモンは見ているだけで酸っぱさが伝わってきて口の中に唾が染み出してくる。
他のアルバムは何が描かれているのか不明だが雰囲気は十二分に伝わってくる。

本田竹曠のサラームサラーム、このアルバムと鹿児島でのライブで聴くことができるがこの曲も始まるや否や、手に持ったグラスも口に運ぶのも忘れて聴き入ってしまう。一気呵成。

益田幹夫、今となっては黒水仙を最後として新婦を耳にすることができなくなってしまったようだが、彼のアコースティックピアノを弾くアルバムハどれもすばらしい。

峰厚介もこの頃はコルトレーンかと思わせるような音で吹きまくる。

やはり、70年代というのは、自分も新宿を中心としてジャズを聴きあさっていたけれど、熱気が伝わってきていたのだろう。

今でも新宿紀伊国屋加賀屋喫煙具から外に出て右方向への歩くとすぐにDUG,PITINN,二幸裏DIGのたたずまいが目に浮かんでくる。
阿佐ヶ谷毘沙門、高円寺サンジェルマン、ホットハウス、桜台マリモ、池袋ジャズキッス、ベッド、渋谷にはそんなに行かなかったなあ。

Song From The Old Country

Posted by starraney on   0 comments   0 trackback

 
Song From The Old Country、この一曲だけ聴いている。他の曲がよくないというわけではなく、この曲があまりに良いので。

Mt.Fuji でのライブがこれ以上にすばらしい。

Mt.Fuji Jazz Festival ではこの曲を1987,1988,1989と三回演奏している。
1988はミシェル・ヘンドリクスが参加している。

注目は1989のジョージ・アダムスが自分のソロを終え、pullenのソロに手拍子を打つ場面。
このリズムの取り方、日本人、白人ジャズミュージシャンにはない。
日本人、白人、黒人というジャズのくくりは無いというご意見もあろうが、聴いてみればやはりある、すき、嫌い、良い、悪いという問題では無く。

日本でのライブ録音されたものを聴くと、演奏と手拍子のズレを感じるものが結構ある。
上の映像でのジョージ・アダムスと一緒に手を合わせてみるとわかる、そんなのお前だけだといわれるかもしれないが。

地元でレイ・ブライアントのソロがあったときも。手拍子が合わなくて、ブライアントがヘイ、ヘイと何度も手拍子が会うように催促していたのを覚えている。

ビル・エバンスノリズムのノリだってちょいとまねできないでしょう。ついてはいけるけれど再現は出来ない。

だから日本人はジャズに向いていない、という結論ではなく、それ以上にこの連中、いや皆さんのリズムはすばらしいものである、ということがいいたいだけ。ついていけるけれど、再現は出来ない。

NATIVE SON

Posted by starraney on   0 comments   0 trackback

 
もう、こういう演奏は出ないだろう。
一世を風靡したNATIVE SON,TDKの、いやマクセルだったか、今となってはなつかしいかなりお世話になったカセットテープのCMにも出ていた。

電化サウンドは好きではないんだけど、このアルバムは別。

峰厚介もこの頃はいい音色だった。
今じゃなんだ、今津雅仁もそうだけれど, You Tube 最近の演奏を聴くと酷い音色、まるで中学校のブラスバンドのサックス奏者が吹いているような酷い音。素人顔負け、好きなサックス奏者だけに情けない。

やはり、日本のジャズは演奏者、聴衆ともに過去の遺物なのだろうか。いまだに、吉祥寺の城主の名がCDのコピーに採用される、ま、購買者をなめきった販売元の戦略といえばそれまでだろうが。

拍手を忘れるほどの演奏に出会いたいものだ。変な批評家の言うように、唄の世界を求めているんじゃないんだよ、聴き手は。

Michel Petrucciani 1993

Posted by starraney on   0 comments   0 trackback

今何かと話題の「美味しんぼ」、初めの頃は面白いと思ってみたけれど、とても変。夫婦が山岡さん、栗田さんと呼び合ったり、毎夜のごとく料亭で食事したり、食材は超高級なものばかり。新聞社員ってのは高給取りなんですな。
食文化、食の安全、てなことを言いたいんだろうけれど、やはり変。

「味いちもんめ」って漫画もあるけれど、一回数千円もするような食事を毎夜のように常連のサラリーマンがやってくる。
考えられない。

知り合いの高利貸しの親父が茶飲み話に言っていたけれど、サラリーマンが月に何度も飲みに歩くってのは悪いことをやっているからだよ、って。だろうね。

まっ、これらは作者の願望なんだろう、貧しい自分としてはそう思うことにしよう。


petrucciani93.jpg 
Michel Petrucciani 1993,Satin Dollで手拍子の合わない聴衆を自分のリズムに引き込む。
深夜、これを見ていると深みに引きずりこまれる。
晩年のPetrucciani は凄みにあふれている。

こんな映像があれば、贅沢な食材はいらない。ただお酒があればよい。

この映像、残念ながら国内で市販されていないようだ。
でも、探せば手に入れられるのだ。

ジャズは心のうちに秘めて

Posted by starraney on   0 comments   0 trackback

ジャズを語るのは一休み、といっても特にいつも語っているわけではないけれど。

40~50代のおばちゃんたちに、「過去に戻してあげるといわれたら、いつがいい?」と訊いたら、
さ、その答えは、

みんなうっとりとしたまなざしで宙を見つめまじめに考え始めた。

「旦那と知り合う前」と答えた、

それは一人も居りませんでした。


なんと、全員、「高校生の頃、あの時もっと勉強していればよかった。」

今から勉強してもいいのだけれど、勉強といっても学校で教えてくれることだけをさすのじゃないことは懸命な皆様はお分かりだろうが。

青のとき今以上にもっと真剣にいろんなことを勉強していればよかった、と思うのは自分だけではなかった、

このアルバムを聴いて深く沈潜し高揚しよう。

undercurrent.jpg