my favorite jazz cd

you and the night and the music

Anita O'Day Live at Ronnie Scott's London

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Anita-ODay-1986-01.jpg 
最近、ヴォーカルにはまってしまっている。なかでもAnita O'Day がいい。
美声でもないけれど、そこがいいのだが。

これは1986年ロニー・スコットでのライブ。
ヴォーカルのバックはなんでこんな枯れ果てたおじいさんが演奏するのだろう。
ま、このAnitaの朽ち果てようも、年相応以上だが。

厚化粧してもそれまでの人生は隠しようがない。

男性でいえば咽喉仏の周り、女性はそこから老いるので見て見ぬ振りしよう。

最盛期とは比べようもないけれど、人生の最後までジャズをやり続ける人はすごい。

こちとら演奏はできないので人生の最後までジャズを聴きつづけよう。

バランタイン 15年

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ハウステンボスがオープンした時、施設内の売店で見かけない年数のバランタインだと思って2本買った。
そんなに高価ではなかった。
1本は人にあげて手元に残った分を期待もしないで飲んでみた。
これがなんと、まろやかで美味いことか、あげなければよかったと思ったくらい。

それから何十年、最近まではネットでもその存在が確認できなかった。
自分の記憶違いで12年ものだったのだろうか、と思っていたところ、ネットで紹介しているのを発見、やっぱりあったんだ、15年ものは。

それから何日もしないうち、今度はオークションで発見。
落札せずにおくべきか、ということでついに手に入れた。何十年ぶりかの対面。
偽物だってかまわない。でも封を切ったらいい香り。一口だけ口にいれて転がしたらそのふくよかなこと。

日を改めてゆっくりと味わおう。
その時聴くのは何がいいだろうか、Miles Davis の My Funny Ballantine じゃなかったMy Funny Valentine、 それともBill Evans ,
Jim Hall のMy Funny Valentineか、今から楽しみだ。

Lady in Satin

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何十年ぶりかで通して聴きなおした。
聴いているだけで涙があふれてくる。
こんな歌い手は他にはいない。最盛期の方がいいという人もいるだろうが、Chet Baker、Bill Evans ,など、最盛期を過ぎて晩年のそれも、死をまじかに控えた演奏には鬼気迫るものがある。

高校のとき、同級生がこれを買ってきて、その彼の部屋で酒とたばこの煙り包み込まれながら聴いた、このしわがれ声の怪しい魅力がいつまでも脳裏から離れないでいた。
( 彼の家に一泊したのだが、高校生にも酒が当然のごとくふるまわれた。挙句の果ては、彼のお婆ちゃんが、オラの盃も受けてくれと、口からこぼれたゆで卵の黄身がぷよぷよと浮かぶ猪口を差し出してくるのであった。もちろん、飲み干した。)

I'm a fool to want you,You've  Changed うーむ表現しようがない。

(村上春樹氏のポートレイト・イン・ジャズにもビリー・ホリデイは取り上げられているけれど、彼の文章は装飾過多で食傷してしまう、表現は形容詞から先に腐る。ま、それはどうでもいい。)

CHARLES TOLLIVER/MUSIC INC."LIVE IN TOKYO"

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手元にLPとCDがあるが、LPのライナーノーツにはCDには無い、悠 雅彦氏の一文が載せてある。
今では再読することも不可能であろうと思うので興味ある部分を、ちょっと長くなるが、引用させていただくと

 ”・・・・・こうして最終公演がやってきた。
演奏が進むにつれて、ぼくはそれまでの公演とはちがった、何か妙な雰囲気に気がつきはじめた。もちろんステージ上の話だ。それは一種、殺気だったくうきとでもいえばよいだろうか。トリヴァーがいつになく激しい調子で吹きまくっている。いつもに較べて、カウエルのソロ・パートも少ない。そのソロも何とはなしに平生より短い。それにいつもの平衡感覚を失っているように見えるし、ときたまのソロでも、一瞬今夜は乱れているなと思われるほどエキサイティングであり、激情的な表情をいつになく感じさせる。異常に張りつめた緊迫感を持続したまま、演奏は一気に終わった。
僕がびっくりしたのはそのあとだ。幕がおりるや、トリヴァーはおし黙ったまま足早に舞台の袖にへ引込み、あの温和しいカウエルが興奮した面持ちでピアノを離れると、〈今夜は最低だ〉とひとこと呟いたのである。カウエルがこんなことをいうのは初めてのことだったし、こんな興奮した表情をみせるのも珍しいことだった。”

この時点でmusic.inc は消滅していてトリヴァーは、Charles Tolliver Quartet として紹介するように頼んだとというけれど主催者側の思惑でmusic.inc の呼称が使われたということだ。
この時点ですでにメンバーから外れていたカウエルが一時的にこのグループに加わり演奏したのを聴くことができるのは幸いである。

なんといっても聴きものは二曲目Stretch ,冒頭からの4分に及ぶクリント・ヒューストンのベースソロとそのバックで鳴らすカウエルのピアノだ。そのあとに侵入してくるトリヴァーのトランペットのなんと緊張感にあふれることか。Effiでのカウエルのピアノもまたいつになく緊張感にあふれている。し、ここでのクリント・ヒューストンの4分50秒過ぎから始まる5分に及ぶベースソロ、なんと煽情的なことよ。

アルバム写真をみると、トリヴァーのラッパはトランペットとフリューゲルホーンの中間のものに見える。
また、トリオにはこのグループの初日公園のテープも残されているようであるが、どこかで発売していただきたい。

この公園のあった時期に新宿厚生年金会館でのマッコイ・タイナーのソロ・コンサートに行き、このトリヴァーの公演予告看板、まさにこのジャケットの絵を見たのをはっきりと覚えている。行っていればよかった。

このアルバムの海外版は別ジャケットがあるが現物は手に取ったことがない、カタログには載っているがちと高すぎる。

jazz & booze

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テレビを見ていると、個性を叫ぶ若者がみな、同じようなファッションに身を包んでいる。
人のまねをするのを個性というのだろうか。

それはさておいて、
昔、DUGのマッチだったか看板だったかに boozeとかいてあって聞きなれない言葉と思った。

jazzには酒がよく合う。

阿佐ヶ谷の毘沙門では、あの閉所恐怖症になりそうな造作の中、どうしようももない酔っぱらった若者が紙袋にかくしてウィスキーを持ち込み、隠れるようにして飲んでいた。

高円寺のサン・ジェルマンでは懐のあったかいとき飲んだなあ。

スコッチは、それほど種類を飲んでいないけれどもこの写真のusqueabach 酒屋さんで滅多に見かけることがないけれど、好きだー。
一度お試しあれ。
それと、手に入れることができたら、バランタインの15年、これは絶品だよ。17年じゃないよ、15年。
入手方法があったら教えてほしい。

で、飲みながら聴いているのは、写真左肩のアルバム、Alberta Hunter 聴けば聴くほどスルメをかみしめるように味深い。

CDラックは赤松集成材で手作り。

JUNIOR MANCE/BLUES & BALLADS IN THE NIGHT

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去年の暮れ、志のない本屋B*** **F で捨て値で売っていた。
LEXINGTON SERIES の2作目。この地方ホールは今もあるのやら。HPもすでに閉鎖。ダスコ・ゴイコビッチの2作もあるけれど。
やはり金持ちのボンボンの道楽店で長続きしなかったか。残念。

時折曲の後に入る拍手はなぜか寒い。せっかくのJUNIOR MANCEの力演もやはりこの地では聴き手がいなかった。
演奏自体はいい。

それにつけても、この地ではB*** **F とかH*** **F くらいしかジャズの記録媒体を入手できない。しかもH*** **Fではその価格たるや中古でありながらAma***で の新譜の倍以上 の値付け。その基準たるやワカラナイ。数年に一度掘り出し物があるくらい。

※B*** **F online を利用すればB*** **F店頭よりかなり安く入手できるのでおススメ。先日8枚ほど購入して¥2,750だった。しかも盤もミュージシャンもまともなもの。

今はインターネットがあるので結構記録媒体を入手できるけれど、やはりエサ箱をひっくり返し現物を手に取り買おうかどうか、迷う楽しみが欲しい。