my favorite jazz cd

you and the night and the music

今夜はBill Evansを聴いてみよう

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「1980年の9月に、昔オレノのピアニストだったビル・エバンスが死んだ。完全なジャンキーになってしまって、その合併症が死因らしかったから、なおさら悲しかった。」(マイルス・デイビス自叙伝より)

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これは1965年、Beautiful Loveを演奏するビル・エバンス。この一曲を見るために買った。
こんな表情で演奏するエバンスの映像は他に見当たらない。

「ミダム、ミドモアゼル、ミシュー、オン デュラムス ジャック ディジョネット」(フランス語に堪能でないのでそう聞こえる)で始まるBill Evans At The Montreux、国内盤新譜で出た時に買った。
出だしのOne For Helenに度肝を抜かれた。 それ以来ビル・エバンスを聴き続けている。

ちょっと昔の雑誌など見ると、ビル・エバンスは耽美的、抒情的などその実態の不明な形容詞で語られていた、今もそうなのだろうが、吉祥寺の寺何とかいう方や、落語家の林なんとかいう方の対談もひどい内容だった。ジャズは唄だとか、アドリブはいらないだとか、日本のジャズ批評家が日本のジャズ聴衆の衰退を招いたのは間違いない。

ビル・エバンスのハーモニー、コード進行がどうだとかよく語られるけれど、こちとら演奏家じゃないんでそんなことはどうでもよろしい。一番好きなのはエヴァンスの拍、強烈なリズムなのだ。誰もエヴァンスのリズムに関して語ることがない。
エバンスの影響を受けたといわれるミュージシャンでさえ、彼のリズムと同様のリズムを刻むことはない。
もっとも、それをやってしまうとそのミュージシャンはただの猿真似になってしまうのだろうけれど。

よくビル・エバンスのスコット・ラファロとのトリオやマーク・ジョンソンとのトリオは三位一体などとこれまたわけのわからない言葉で語られるけれど、三人が対等なんてことはありえない、ビル・エバンスの強力な引っ張る力でこれらのトリオは聴かせてくれるのだ。もちろん、それにこたえる力強いベースとビル・エバンスのリズムを補強するドラムスがあるからなのだが。

Basie's at Night

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初めてナベサダを生で聴いたのは紀伊国屋書店裏を出た先のピットイン。店内は熱気に包まれ総立ち見。
印象に残ったのは、演奏にのめりこみ中腰でピアノを叩き打ち付ける板橋文夫。肝心のナベサダは記憶にない。
初めて聴いたLPは「ナベサダ アンド チャーリー」だった。

駄盤の多い、軽薄な作品も数多くまき散らした渡辺貞夫、ライブでは相当にいいものがある。そのうちの一枚。
ただし、全曲がいいわけではない。

CD1枚目、冒頭のONE FOR YOU、リズム陣が素晴らしい。グイグイと引っ張りつけてやまない。
最初は黒人のリズムセクションかと思ったほどだ。
2枚目、CALL ME、これも何度聴いてもいい。

渡辺貞夫という人は本人の演奏力量よりは周囲に及ぼす力に優れていた人のようだ。
大好きな本田竹曠もナベサダを馘首になったけれど、本田の病の後のことだが、決して悪く言っていない、演奏を聴いて感嘆の言葉を語っている。

ナベサダのライブで×なのは、at junk。
OPEN ROADはLPはあるがCDはない。市場では相当の高値で出ている。これは必聴盤なり。

次回はBILL EVANS についていってみよう、それともLEE MORGANがいいかな。

新宿散策

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去年、新宿をぶらついていたら、ビックロの前で、「ジュンク堂はどこだろう?」などと会話しているおじさんがいた。自分でも、ビックロに入るまでここがジュンク堂だったとは想像もしていなかった。新聞では撤退の無念さを表す言葉を目にしていたけれど。

だけど、いまだ紙の本を求める老若男女の多いことに一縷の希望を抱かされる。いかに電子本が出版されようとも、ほんとの本読みは紙に己の思いを託すのだ。

先日、大手ネット通販で本をあがなったのだが、開けてびっくり、本そのものは綺麗だったのだが、第一章が綴じててある部分が剥がれている、しかも鉛筆による書き込み。すぐに出品者に連絡して解決はしたが。
ことはその書き込みだ。

いまだかつて、書き込み、棒線で正鵠を得たものを見たことがない。ピントハズレ。
しかもかきこみは最初の数ページで終わっている。読んでないのは明らかだ。

で、その新宿で何がしたかったかというと、ウニオンのjazz中古ショップと懐かしのDUG、PIT-INNの跡は解るだろうかと、紀伊国屋書店のJINJINでスパゲッティを40年ぶりに食べ、いやー、若い女性の店員さんのバリバリ働くこと、その前に寄った上野のスタバでも若い女性の店員さんが外国人のお客さんんに英語で流暢に問いかけていたし、東京の人は活気があるな、と思った、JINJINは場所は昔とちょっと違うが、そのほかの店もなんだかタイムマシンにのって40年前に戻ったよう。一階のたばこ屋加賀屋もそのままだ。
裏口をでて伊勢丹方向へずっと歩いて行ったがDUG入口はどの辺だったか、PIT-INNはどのあたりだったか、まるでわからなかった。

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この日の獲物の一枚がこれ。中古市場ではあまり見かけないし、あっても結構高値がついているようだ。お茶の水のウニオンJAZZ TOKYOで安価で手に入れた。
相変わらず歯の隙間から空気の漏れるトランペットの音色、そこがいいのだが。
名演、名盤というのはチェットファンでも褒めすぎだろう。でもチェットファンならやはり手元に置いておきたくなる一枚。

Kenny Barron はお好き?

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Kenny Barronの2010年と2012年の映像。

2010年はBody And Soul から始まる、若手のサックス奏者David Sanchez の音がいい。

2012年はDave HollandとのDuo。Dave Hollandといえば昔の記憶でエレクトリックMilesのバンドでベースを弾いていた記憶しかない。ここでのDave Hollandは饒舌なKenny Barronとじっくり語り合っている。

Kenny Barron、以前の映像とは別人のようにお肉たっぷりとなっている。

いずれもMEZZO JAZZ の映像。両DVDとも国内では発売していない。おそらく入手ルートもないだろうと思われる。
動画サイトで視聴することはできる。でも気に入ったものは手元に置いておきたい。で、手元にある。

Wayning Moments

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こういうバリバリの演奏はいいね。
高校3年の時、東京の大学を見に行こうと何人かで夜行列車で、寝台がもったいないので普通席で、その頃は夜行でもあったんだ。なんと12時間かけて。帰る前に、アメヨコのレコード店に、もちろん今はないが、そこで買った数枚のうちの一枚がこれ。
CDで出ているのを見つけて買った。
 あの頃の輸入アナログレコードは封を切って鼻を近づけて中を吸い込むと何とも言われぬ香りがしたものだ。

地元のレコード店に行って話をしたら、「うちの仕入れより安い」といってびっくりしていた。
後日、東京へ出て高田の馬場のムトウにいったら、その地元の店で働いていたその人がそこにいたのに遭遇、いやびっくり、驚き。
東京時代はそういった偶然が数あったもんだ、数ある偶然を偶然というのだろうか。

新宿で昨日別れた人に翌日紀伊国屋前でばったり、これも新宿でパチンコを打っていたら隣が高校時代の同級生だった、高田馬場ホーム階段を降りて行ったらこれまた同級生がのぼってくるのにばったり、そのまま池袋演芸場へ、渋谷駅前でビラ配りのアルバイトをしていたら渡した相手が出勤途中のこれまた高校同級の女性。
まあ、たいした意味あるものでも、劇的ものでもないんだけれど。

で、このアルバム、何度聴いてもいいのだけれど、CDは別テイク入れすぎ、鬱陶しい。

'Round Midnight

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’Is it the same room where Herschell died ?’ 
’I don’t know Francis’で始まる映画 ’Round Midnight

The Peacocks,Chan’s Song ,Still Time 映画の各場面にぴったり、音だけ聴いてもGood,映画を観た人なら音楽を聴くとその場面の映像が浮かんでくる。 上の画像になんの曲が流れてくるか解れば何度も観ている人だろう。

極めつけはChet Baker の ’Fair Weather’
この映画及びサントラでしか聴くことができないようだ。

Lonette McKeeもCotton Club に出ていたなー、How Long Has This Been Going On?でいい歌を聴かせてくれる。
Chan’s Song はラストの演奏もいいが、その前のFreddie Hubbard のFlugelhornによる演奏がいい。

でもなんといってもDexter Gordon,ぶっといサックスの音色がなんといってもいい。またコレクションを増やそう。

Jazz Machine

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Elvin Jones の Jazz Machine 20年ほど以前の映像。
 Jazz Machine は最前列で聴いたけれど、Elvin の迫力。その時のピアノは辛島、サックスはこのSonny Fortune.

この映像では Ravi John Coltrane が父親を髣髴させるソロを聴かせてくれる。
ところが、3曲目有名なあの曲で Ravi John Coltraneがバリバリのソロを取った後、Sonny Fortune が、いいか若造、テナーってのはこうやって吹くもんだ、とばかりのソロを聴かせてくれる。これが素晴らしい。
もちろん、Chip Jackson,Willie Pickins のサイドメンもいうことなし。

それにしても映像で見るElvin Jonesのスティック捌きは、まるで悟空が如意棒を自在に伸ばしてあたりの敵を打ちのめすようだ。Tonny Williams の千手観音のように伸びる腕とは違った迫力である。