my favorite jazz cd

you and the night and the music

酒と煙草で夜は更けていった。 CHARLIE MARIANO & SADAO WATANABE

Posted by starraney on   0 comments   0 trackback


今を去ること四十数年前、高校1年のある夜、
同じくジャズに興味オを持ち始めた友人の家で夜、ゴードンのジンとハイライトの煙の中で聴き惚れ
未だに聴き続けている一枚。

ピアノは菊池雅章、心地よいドラムスは富樫雅彦。
Black Orpheusなんかはメロディの崩し方がとてもいい。
それになんといってもThe Shadow of Your Smileがある。

あの夜、彼の家の猫が突然、障子を突き破って侵入してきたことも昨日のことのように目の前に浮かぶ。
あのころ誰もが大江健三郎を諳んじていた、だから酒といえばラベルに赤い顔した山犬の書いてあったゴードンのジン。
あの松脂臭さが忘れられない。

今となってはジンを飲むことも、煙草を吸うことも、大江健三郎を読むこともない。
だがこのアルバムだけは聴き続けている。

渡部貞夫 OPEN ROAD

Posted by starraney on   0 comments   0 trackback

open-road.jpg 
大分以前の話、このLPを持って、今はなき近くにあったジャズ喫茶に行きターンテーブルに載せてもらった。
B面のLOVE SONG だったか、演奏が進むにつれ、居合わせた客がノリノリになり、大きな声で合唱、手拍子、

ジャズ喫茶の大家さんから「うるさいっ!!」

良い時代であった。

今じゃそのマスターもジャズとはまったく無縁の世界に。

いまだにLPは手元にあるけれど傷だらけ。

やっとCD手に入れました。

ナベサダのアルトサックスの音色もフレーズもあまり好きじゃないし、言動も軽薄で好きじゃないけれど、
トータルで聴くとこれがいいんですねえ。

Basie's at Night

Posted by starraney on   0 comments   0 trackback

 
初めてナベサダを生で聴いたのは紀伊国屋書店裏を出た先のピットイン。店内は熱気に包まれ総立ち見。
印象に残ったのは、演奏にのめりこみ中腰でピアノを叩き打ち付ける板橋文夫。肝心のナベサダは記憶にない。
初めて聴いたLPは「ナベサダ アンド チャーリー」だった。

駄盤の多い、軽薄な作品も数多くまき散らした渡辺貞夫、ライブでは相当にいいものがある。そのうちの一枚。
ただし、全曲がいいわけではない。

CD1枚目、冒頭のONE FOR YOU、リズム陣が素晴らしい。グイグイと引っ張りつけてやまない。
最初は黒人のリズムセクションかと思ったほどだ。
2枚目、CALL ME、これも何度聴いてもいい。

渡辺貞夫という人は本人の演奏力量よりは周囲に及ぼす力に優れていた人のようだ。
大好きな本田竹曠もナベサダを馘首になったけれど、本田の病の後のことだが、決して悪く言っていない、演奏を聴いて感嘆の言葉を語っている。

ナベサダのライブで×なのは、at junk。
OPEN ROADはLPはあるがCDはない。市場では相当の高値で出ている。これは必聴盤なり。

次回はBILL EVANS についていってみよう、それともLEE MORGANがいいかな。